TEACCHとは、「米ノースカロライナ州で実施されている、自閉症等コミュニケーションに障害のある子供達やその家族への包括的対策プログラム」の名称です。
「構造化された環境で認知発達を促す訓練を行う」というコンセプトにしたがって行われています。
ノースカロライナでは、このプログラムの効果で95%以上の人が地域社会の中で暮らすことに成功しているそうです。
目的
自閉症児/者の方が施設で生活するのではなく、それぞれの地域社会のなかで自立した生活を営むことができるようにする。
TEACCHプログラムは、不適切行動に焦点をあてるというより、適切な技能を発達させることを強調しており、自閉症児/者、自身の適応力を高めると同時に理解しやすい環境(構造化を持ち得て)を整えるとゆう2つの方向からのアプローチの相互性を重視しています。
私たちは下記の9つの項目に重視し支援を行っております。
- 個人を観察することによって特性を理解する。
- 親との連携を重視する。
- 個人の適応能力を向上させることがゴール。
- 個別に正確な評価をする。
- 環境を整える。
- 認知と行動をとらえる。
- スキルを伸ばすと同時に弱点を受け入れる。
- ジェネラルモデル。
- 生涯にわたる地域に根ざしたサービスを行う。
構造化を用いた指導方法
私たちは下記のスキームに沿って支援を行っております。
その中でSEE(観察)を重視し一人一人のめばえ反応に注視し支援に活かしていけるようにしております。