ディンプルアートプログラム『運動・感覚』

2016年4月より毎月1回(土曜日)にディンプルアートをスタートします。

*開催日はお渡ししております、プログラム表を参照願います。

【1】ディンプルアートとは。

車のフロントガラスはサンドイッチ構造になっており、ガラスとガラスの間にPVBという樹脂(ポリビニルプチラール)があります。

そのため、衝撃が加えられてもガラスの飛散を防ぐなどの効果があるとのこと。

フロントガラスをリサイクルする為には解体すると樹脂にガラスが付着し再利用が出来ず産業廃棄物として処分されていたようです。

そこで栃木県の宇都宮大学工学部の木村教授がフロントガラスのリサイクルに向け研究を進め、分離した樹脂を溶液に着色しガラスに塗ったところ、透明性があり凸凹が出る特長がありそれを絵具にしディンプルアートとして現在に至っているようです。

【2】ディンプルの意味は。

ディンプルは英語でさざ波という意味だそうです。色が乾くと湖面のさざ波のような模様が浮かび上がることで名づけられました。(触ると凹凸がわかりますよ)

【3】絵の具との違いは。

  • ガラス、プラ板などに描けます。(*服にも描けるようです)
  • アルコール系で乾きが早い(*服に付着するととれなくなるので汚しても良い服装で参加願います)
  • 乾くと自然に凸凹が現れる
  • 色鮮やかで混色自由
  • クリアで透明感が表現できる
  • 光沢にすぐれている(光にかざすときれいですよ)
  • シール状にはがせて、修正も簡単です。
  • 筆を使わずつけ塗りをします。

【作品例】

【4】非常勤講師紹介

三浦 町子(ミウラ マチコ)

ディンプルアート北海道 エリアインストラクター

菊池 紀代美(キクチ キヨミ)

ディンプルアート北海道 エリアインストラクター

小田原 綾子(オダワラ アヤコ)

ディンプルアート北海道 エリアインストラクター

【非常勤講師コメント】

ディンプルアートは、決して難しい物ではありません。

描かれた絵にインクで塗り絵のように仕上げ、乾けば終了と簡単な作業です。

しかし、絵柄にとらわれずそれを自由に色を塗る!子供だからこその発想作品は 素晴らしいです。

集中力が高まり、子供独自の色彩能力を引き出して作る楽しさを学んで頂きたい と考えています。