2023年5月30日
全事業所 虐待研修
本日、全事業所のスタッフが集まり、虐待研修を行いました。
毎年5月か6月頃に行っています。(*理由があってですが)
我々福祉に携わるものにとっては、虐待というのは身近な存在。
虐待というのはご家庭でもあるし、福祉事業所での虐待もなくならない現実。
ご家庭の様子は子供たちの様子を見ればわかります。
僕たちは、子供たちのサインを見逃さず、支援をしていかなければならない。
又、子供たちの話を聴く姿勢が大切です。
スタッフには『聞く』のではなく『聴く』だよと伝えています。
14の心で子供たちの話を聴く。
続けることで子供たちと信頼関係が出来き、ラポールを築けるようになります。
一人一人がプロとしての意識を持って子供たちや親御さんと向き合う大切さをこの研修で学んでくれたと思います。
今回の研修では当事者の方々が作成したドキュメンタリー映画を見てもらい、その後、各施設に分かれて個人のシェアから全体のシェアを行いました。
スタッフの中には児童養護施設で勤務をしていたものもいるので、実際の現場の話を聴き、泣いているスタッフもいました。
大事なのは子供たちの命を守ること。
ごはんが食べれること・・・・・。
学校へ行けること・・・・・・。
友達がいること・・・・。
帰れる家があること・・・。
親(保証人)になってくれる人がいること・・・・。
全てがあたりまえではない。
僕たちは日々感謝をして生きていくことが大切だと改めて感じた映画でした。
是非皆さんにも見てほしいと思います
虐待された経験のある70名の若者達と作り上げたドキュメンタリー映画「REALVOICE」